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初雪


さらさらと 竹に音あり 夜の雪   正岡 子規

 

 今日12月16日(水)日本列島は、強い冬型の気圧配置が続き上空には真冬並みの寒気が流れ込んで、日本海側では雪が
続き、山沿いを中心にさらに積雪との天気予報を聞き、出勤。
通勤途中の“糠越トンネル”を抜けると、そこは別世界。辺り一面雪化粧!!
最近の暖冬傾向が一変、いよいよ冬本番を迎えたとの感あり。
今年は、コロナ禍でリーマンショックを上回る経済不況に見舞われ、林業分野においても多大な影響が及んでいます。
今年も残すところ半月。来年がよき年でありますようにお祈りします。

令和2年12月16日 Y・I


2020年12月28日

七夕



荒海や佐渡によこたふ天河(あまのがわ)    芭蕉 七夕に詠む


 今日は二十四節気「小暑」、天の川と絡む「川の日」でもある。縁起の良い7が二つの7月7日は特別なおもいとなるが、この度はそうもいかない、九州地方では梅雨前線が線状降水帯となり大雨特別警報が発せられ連日、記録的豪雨。一級河川の球磨川、筑後川の氾濫により広範囲に亘り甚大な被害となっています。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された多くの皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。被災地の悲惨さを目の当たりにすると、10年前の紀州大水害の悪夢が脳裏に浮かんできます。梅雨期の豪雨がもたらす水害の恐ろしさは、年々増大しいてるようです。
 さて、こちらも安閑とはしておれません。「紀中地域林業躍進プロジェクト事業」で取り組んでいる皆伐事業の木材が新型コロナ禍の影響により木材需要が停滞し中間土場に木材が滞っています。
 加えて、大雨警報発令中の梅雨、日高川の水位も上昇しつつあり気が気ではありません。
 また、この度、第四回通常総代会において新しい役員が選任され、その後の第一回理事会において、3役が留任となりました。
 今後は、新型コロナ禍の影響により、リーマンショックを上回る厳しい状況が続くと想定されていますが、役員、職員一丸となって取り組んでいく所存でございますので、組合員の皆様には引き続きご指導ご協力をお願いします。

令和2年七夕
                    令和2年7月7日 Y・I

2020年07月07日

あけましておめでとうございます


昨年中は、何かとお世話になり誠にありがとうございます。
組合員の皆様は、「平成」最後のお正月。特別な思いで初春を迎えられたこととお喜び申し上げます。
加えて、今年五月一日には、新元号に変わり新たな時代の幕開けとなります。
 「小寒」も過ぎこれから「大寒」を挟み「節分」まで「寒の内」となり厳しい寒さも予想されますが、年度末、天候に左右されることなく順調に仕事ができますことをお祈りしています。
 さて、紀中森林組合も合併後3度目の新年を迎え、仕事始め式において組合長、専務が今年にかける意気込みを語り、役員・職員が一致団結して組合員の皆様方に信頼される開かれた組合経営を目指して、精一杯ともに頑張ることを誓い、本日は、加工所の仕事始めで今年一年「安全第一」にして、共に頑張ることを誓いました。今後とも皆様方のご指導、ご協力をお願いします。
 年末、年明けにかけ株価が乱高下し、春の統一地方選挙、夏の参議院選挙も控え、社会情勢は、米中の通商紛争の激化等、景気の先行きが不安視されています。
 景気が順調に進み林業にも波及することを願い、年頭のご挨拶とさせていただきます。
平成31年1月7日  Y.I

2019年01月07日

暑中お見舞い申し上げます

 

 この度の平成30年7月豪雨は、西日本を中心に北海道や中部地方など広範囲に亘り甚大な被害となりました。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された多くの皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。梅雨末期の豪雨がもたらす水害の恐ろしさを痛感しました。
 さて、梅雨明けとともに奥日高も猛烈な暑さに見舞われています。こまめに水分、塩分をとりながら熱中症予防に心がけましょう。
 7月20日は「土用の丑の日」今年は、シラスウナギが過去最低を更新しそうな“大不漁”と聞きますが、日本人は“ウナギ”が大好きです。「日高川の天然ウナギ」を食べて、この猛暑を乗り切りましょう。
 これからもまだまだ猛暑が続きます。組合員様にはくれぐれもご自愛下さい。


 平成30年盛夏
                    平成30年7月18日 Y・I

2018年07月18日

陽春

 

 



鶯や 結納口上 なめらかに   安藤浄子


春告げ鳥の鳴く声も上達し、この地にも桜前線が急北上し満開を迎え、春陽麗和の好季節となりました。この桜前線の主役「ソメイヨシノ」は「エドヒガン系の桜」と「オオシマザクラの雑種」の交配で明治期に広まったようです。
さて、年度末の仕事も急ピッチで仕上げ、精算・決算準備に取りかかっています。
林野庁は、林業成長産業化総合対策の名のもと、意欲と能力のある林業経営体に森林の経営・管理を集積・集約化する新たな森林管理システムを構築することが見込まれる地域を中心として、路網整備・機械導入を重点的に支援するほか、主伐・再造林の一貫施業の推進、川下との連携強化、CLTやJAS無垢材の利用拡大など、川上から川下までの取り組みを総合的に支援することを打ち出しています。


また、森林環境税(仮称)等の創設により、平成31年度から森林環境譲与税(仮称)が市町村及び都道府県に譲与されます。これらの事業準備についても今後対応していかなければなりません。
新年度を迎え気持ちも新たに役員、職員が一致団結して新年度事業に取り組んでいく決意であります。関係機関の今後一層のご指導、ご支援、並びに、組合員さんのご協力をお願いします。


平成30年4月2日   Y.I


2018年04月02日

立春寒波と立春大吉

 

 



立春寒波といふことありと老の言ふ    安陪 青人


立春と聞くと、一見寒かった冬が終わり花が咲き、気温の穏やかな日々をイメージしがちですが、立春とは正確には春が立つ、という意味で立春を迎えた頃から気温の底はピークを過ぎ、徐々に春めいた気温や天気に変わっていく、という事だそうです。
この立春寒波「チーム森田の“天気を斬る!”」では寒気は週後半にかけて居座り週末になると北日本付近を低気圧が通過するため、今度は暖気が入ってくる見込みで、気圧配置によっては春一番も。しかし、暖気の後は必ずと言っていいほど「寒の戻り」があります。ちょうど14日ごろにかけて寒気が入り「バレンタイン寒波」となるかもとのことです。まだまだ厳しい寒さは続きそうです。
立春の前日の節分には厄を払うために豆まきを行います。そして、新しい一年を迎える立春にはその一年がいい年であるようにと願いを込めて、「立春大吉」と言う言葉を掲げるのだそうです。
立春大吉(この文字を縦に書くと左右対称)にはこんな逸話があるそうです。
その昔、立春大吉と書かれた御札が貼ってあった家に鬼が入ったことがありました。ふと鬼が振り返ると、さっき入るときに見えた立春大吉の文字が見え(鬼から見て裏側から見ている)「まだ入ってなかったのだ」と思い、逆戻りして出て行ってしまった、というものです。
今日も、朝から雪が舞っています。仕事に行けない場所もあります。年度末まで2ヶ月を切り山の仕事も益々厳しい季節を迎えています。「立春大吉」を掲げ“安全第一”で頑張って行きましょう。


平成30年2月5日   Y.I

2018年02月05日

あけましておめでとうございます

 

 



昨年中は、何かとお世話になり誠にありがとうございます。
組合員の皆様は、それぞれ心静かに新しい年を迎えられ、新年の計を立てられたこととお喜び申し上げます。
今年の正月は3が日とも暖かい日が続きましたが、今日は「小寒」らしく雪が舞だしました。
これから「大寒」を挟み「節分」まで「寒の内」となり厳しい寒さも予想されますが年度末を控え、天候に左右されることなく順調に仕事ができますことをお祈りしています。
さて、紀中森林組合も合併後3年目を迎え、昨日、仕事始め式において組合長、専務が今年にかける意気込みを語り、役員・職員が一致団結して組合員の皆様方に信頼される開かれた組合経営を目指して、精一杯ともに頑張ることを誓いました。今後ともご指導、ご協力のほどお願いします。
 年明け最初の取引となる東証の大発会で26年ぶりの高値を記録し、好調な滑り出しをしました。
景気の好調が林業にも波及することを願い年頭のご挨拶とさせていただきます。
平成30年1月5日  Y.I

2018年01月05日

迎春準備

 

初時雨 猿も小蓑を 欲しげなり   
松尾芭蕉

 12月の声とともに、奥日高はすっかり初冬の気配が漂っています。
きのう、この地に初雪が降りました。年度末まで3ヶ月余り山の仕事も益々厳しい季節を迎えています。
 そうしたなか、あちらこちらで迎春の準備が進んでいるようです。
和歌山県が誇る世界遺産の熊野本宮大社の神門に、大しめ縄と大絵馬の掛け替えが整い、すでに新春モード。
この地でも、迎春に向けた風物詩、千両の収穫が最盛期を迎えています。

来るべき新年が、皆様方にとりまして幸多き年でありますように御祈念申し上げます。

平成29年12月6日   Y.I

2017年12月06日

秋本番

秋本番

コスモスの 重なりおうて 色なせり 沢田 早苗

 10月の下旬になって週末に2回も台風21・22号の襲来を被り、21号では倒木による電柱破損等により、停電や道路通行止めで現場作業員さんが作業場へ出勤できない状態になり、22号では地域の中学校の音楽祭が延期になるなど、影響が各所で出ました。
 また、台風一過の秋晴れではなく“木枯らし一号”が吹き荒れる状態でした。しかし、秋本番といえば“山の幸”最近では松枯れで楽しみも減少しましたが
匂いは漂いませんが、写真だけでも!!

11月1日  Y・I


2017年11月06日