迎春準備

 

初時雨 猿も小蓑を 欲しげなり   
松尾芭蕉

 12月の声とともに、奥日高はすっかり初冬の気配が漂っています。
きのう、この地に初雪が降りました。年度末まで3ヶ月余り山の仕事も益々厳しい季節を迎えています。
 そうしたなか、あちらこちらで迎春の準備が進んでいるようです。
和歌山県が誇る世界遺産の熊野本宮大社の神門に、大しめ縄と大絵馬の掛け替えが整い、すでに新春モード。
この地でも、迎春に向けた風物詩、千両の収穫が最盛期を迎えています。

来るべき新年が、皆様方にとりまして幸多き年でありますように御祈念申し上げます。

平成29年12月6日   Y.I

2017年12月06日